2つのファイルの内容を比較して違いを抽出する

2つのファイルを比較する自動化プログラムは30秒で作れる

ファイル内容を比較して違いを見つけ出す処理は、プログラムの得意とするところです。本一冊分もあるような人間からしたら膨大な内容が表示されてあるファイルでも、パソコンから見れば大した量ではありません。

ここでは、二つのファイルを比較して、その二つのファイルの違いをファイルに書き出してくれるプログラムを紹介します。

そのプログラムの作成にかかる時間は30秒にも満たないでしょう。もちろんソフトのインストールなどは一切必要ではありません。

 

こんな方に読んで欲しい
・膨大なファイルを比較しなければならず、途方に暮れている人
・ファイル比較の自動化を行いたい人
・Windowsバッチファイルでもファイル操作に興味がある人
 

【ここでは、こんな自動化ができる!を動画で説明】

 

1行で完成、ファイル比較プログラム

と記述した「ファイル比較.bat」ファイルをどこかに作りましょう。※ファイルを開くときは「右クリック」から「編集」を選択してください。

おめでとうございます。完成しました。あとは、この上に比較したいファイルを二つドラッグ&ドロップするだけです。

例として、以下の二つのファイルをドラッグ&ドロップしてみましょう。

【比較ファイル①】

【比較ファイル②】

どこに、違いがあるか分かりますか?まず、4行目です。そして、最後の行の2行に違いがあります。

以下はドラック&ドロップでプログラムを実行したときに作成される比較結果ファイルです。※ちょっとだけ見やすいように書き換えています(ごめんなさい)。

先頭行にどのファイルを比較しているかが表示されており、その下には違いのある箇所が表示されています。まずは、

「だから、毎日絶対に起きているのだ」⇔「だけど、眠気には勝てないよ…」

ですね。相違行はその前後1行含めて表示されるため、「休日が恋しい。」まで表示されていますが、この行に違いはありません。

次に、最終行の「written by IDE(Ide)」です。大文字と小文字は区別して判定するようですね。

 

「ファイル比較.bat」ファイルに記述した「fc」というWindowsコマンドプロンプトというWindowsデフォルトのコマンドです。このコマンドにオプションを付けることにより、大文字と小文字を区別しないようにしたり、違いがある行の行番号も一緒に表示させたりできます。

以下は、行番号をつけて表示させた例です。

詳しくは「fc(ファイルの比較) -知識ゼロからのWindowsバッチファイル超入門-」をご覧ください。自分なりのアレンジを加えるのも面白いです。

おわりに

ここでは、単純なプログラムでも結構複雑な処理ができてしまうということを実感していただければと思い書きました。

紹介したプログラムは1行だけの単純なプログラムですが、性能はかなり優秀です。

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