ONDOWNLOAD【iMacrosコマンド一覧】

コマンドの概要

ダウンロードを自動的に検出します。 このコマンドはダウンロードを開始する前に使用する必要があり、保存するファイルの場所と名前を指定したりします。

 

使い方

もしくは、

 

引数

  • FOLDER=フォルダ名
    ファイルを保存するフォルダを指定します。オプションで指定された標準ダウンロードフォルダ(デフォルトフォルダ)を指定するには*を使用します。
    ※「c:\\my folder」のようにパスに空白が存在するとき、「c:\my<SP>folder」のように<SP>に置き換えるか、「”c:\\my folder”」のように引用符で囲む必要があります。また、バックスラッシュ(\)は別のバックスラッシュ(\)でエスケープする必要があります(「\\」)。
  • FILE=ファイル名
    保存するときのファイル名を指定します。 ファイルの拡張子が与えられていない場合、サーバーセットのデフォルトであるファイル拡張子が使用されます。デフォルトのファイル名(元のファイル名)を指定するには「*」を指定してください。
    通常、ダウンロードファイル名はWebサイトによって自動的に作成されますが、「+」を使用すれば、元のファイル名に任意の文字列を追加できます。(以下の例を参照)。 組込み変数!NOWは現在時刻が格納されている変数であり、よくファイル名に追加してダウンロードすることがあります。
    ダウンロードしたファイルのフルパスは「!DOWNLOADED_FILE_NAME」変数に保存されます。
  • WAIT=[YES|NO]
    ダウンロードが完了するまで待機するか(WAIT=YES)、待機せずにマクロを続行するか(WAIT=NO)を指定します。 デフォルトはNOです。
  • CHECKSUM=[MD5|SHA:hexadecimal_string]
    ダウンロードしたファイルのチェックサムを計算し、MD5またはSHA-1ハッシュ関数を使用して、指定した値(16進文字列)と比較します。WAIT=YESとしておくことが必要です。
  • SIZE=n
    ダウンロードしたファイルサイズを指定された値とバイト単位で比較します。WAIT = YESが必要です。CHECKSUMまたはSIZEが指定されていて、ダウンロードしたファイルの値と一致しない場合、iMacrosはエラー-1420を返し停止します。iMacrosは、エラーメッセージに計算/測定値も表示します。さらに、ダウンロードしたファイルのサイズを変数「!DOWNLOADED_SIZE」で取得できます
  • CANCEL=YES
    Webサイトからの自動ダウンロードを中止します。

 

サンプルコード

「setup.exe」という名前のファイルをダウンロードしたとします。 次のマクロコードは、このファイルをデフォルトのフォルダに元のファイル名でそのまま保存します。

次のコマンドはダウンロードファイルを「C:\MyFiles\」フォルダに「myDownload.exe」という名前で保存します。ダウンロード名を変更する例です。

以下のコマンドは、「!NOW」変数を使用して現在の日付をファイル名の後に付け足して、デフォルトのフォルダに保存します。ダウンロードファイル名は「setup_141231.exe」のようになります。

ダウンロードしたファイルのチェックサムが元のMD5チェックサム(たとえば、CF78F0A6AFC3B5A37758BBBE04F61C9D)と一致することを確認するには以下のようなコマンドとなります。

 

注意点

  • 「FOLDER=」には相対パスは指定できませんが、「FILE=」は相対パスを指定できます。iMacrosのダウンロードフォルダの下にあるサブフォルダにダウンロードする場合は、FILEパラメータを使用できますが、そのサブフォルダはダウンロードする前に存在するフォルダである必要があります。
  • 「FOLDER=」で指定したフォルダは自動で作成されるため、フォルダがまだ存在しない場合は、「FILE=」ではなく「FOLDER=」に指定すると良いでしょう。
  • 「c:\my folder」のように、指定したパスが空白を含んでいる場合、「c:\my<SP>folder」のように<SP>に置き換えるか、引用符で囲む必要があります(「”c:\my folder”」)。
  • Internet Explorer(iMacrosブラウザではない)では、通知のバーを避けるため、ダウンロードの自動プロンプトを有効にする必要があります。またInternet Explorerでは、いくつかのファイルタイプ(zipやExcelファイルなど)では、IEにファイルを開かないように設定を変更する必要があります。そのようなファイルを手動でダウンロードしてからダウンロードビュー(Ctrl + J)を開き、そのファイルを右クリックしてコンテキストメニューを取得し、「このタイプのファイルを開く前に常に確認する」を無効にする必要があります。
  • Internet Explorerでは、特定のプロトコル(特にFTP)を使用しているときに、FILEパラメータで指定されたフォルダではなく、ユーザーのダウンロードフォルダ(C:\Users\[username]\Downloads)にダウンロードされる可能性があります。
  • ダウンロードのための最大待機時間は、「!TIMEOUT_PAGE」で設定することができます(デフォルトは60秒)。したがって、ダウンロードに多くの時間を要するファイルのダウンロードを行う場合は、この値を増やす必要があります。例えば、「SET !TIMEOUT_PAGE 300」を指定しすれば、ダウンロードが5分(300秒)が以内に完了すれば、マクロは続行されます。その時間をオーバーしてもダウンロードが完了しなかった場合、タイムアウトエラーが発生します。
  • ダウンロードダイアログが表示されたときにマクロが実行される必要があります。そうでなければ、iMacrosはダウンロードダイアログをキャッチできません。多くの場合、Webサイトはダウンロードを開始するのに数秒かかるので、注意が必要です。完全にサイトがダウンロードダイアログを表示するのを待つために、wait文を追加するとよいでしょう。ただし、マクロが次のコマンドを実行する場合、このような「WAIT」コマンドは必要ありません。ダウンロードコマンドがマクロの最後にある場合にのみ必要です。以下はwait文を使用したサンプルコードです。

  • マクロが終了するまでにダウンロードが開始されない場合、iMacrosはエラーが生じます。その場合は、さらに変数「!TIMEOUT_STEP」を追加します。

 

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