ONWEBPAGEDIALOG【iMacrosコマンド一覧】

コマンドの概要

Webページのダイアログは、HTMLコンテンツを表示する点を除いてJavascriptのダイアログと似ています。Webページのダイアログには、任意の数のボタンやボックスを含めることができるので、キーボードコマンドの特定のリストをそれらに送ることによって、それらを自動化することができます。Webページダイアログは、通常のHTMLブラウザウィンドウではありません。 したがって、別のタブでは開きませんが、現在のウィンドウの前にポップアップ表示されます。 「ONWEBPAGEDIALOG」コマンドは、ポップアップをトリガーとする「TAG」コマンドの前に記述する必要があります。 マクロを再生中は、不要な広告ダイアログを閉じるために、デフォルトの状態で「ONWEBPAGEDIALOG KEYS={WAIT<SP>2}{CLOSE}」が有効になっています。

 

使い方

引数

  • KEYS=キー
    ダイアログに送る一連のキー入力。空白を置き換えるには<SP>を使用し、改行には<BR>を使用してください。英数字キー(a〜z、A〜Z、0〜9など)に加えて、以下に示す特殊キーとコマンドがサポートされています。

    • {TAB}:タブキー
    • {ENTER}:エンターキー
    • {UP}:矢印キー(上)
    • {DOWN}:矢印キー(下)
    • {CLOSE}: ダイアログを閉じる
    • {WAIT<SP>Seconds}:次のキーストロークに進む前に、指定した秒数待機します。
  • MACRO=マクロファイル
    再生するマクロファイルの名前を指定します。このマクロに記述したコマンドは、Webページのダイアログに対して実行されます。

 

注意点

FirefoxではWebページダイアログが使用できません。Internet Explorerだけのマイクロソフト独自の機能です。

 

サンプルコード

今後表示されるすべてのダイアログを直ちに閉じたい場合は、以下のように書きます。

あなたの名前と国を入力する場合は以下の通りです。

Webページのダイアログのために特定のマクロを再生するには以下のようにします。

上記のマクロに指定した「HandleWebPageDialog.iim」は、名前と国名を入力するためのもので、次のようになります。

 

関連コマンドと変数

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