SAVEAS【iMacrosコマンド一覧】
コマンドの概要
「SAVEAS」コマンドは、Webサイトの様々な情報をファイルに保存することができます。 +構文を使用すると、元のファイル名に情報を追加する形で保存できます(以下の例を参照)。組込み変数「!NOW」は、情報ファイル名に日付を付けるのに役立つでしょう。
使い方
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SAVEAS TYPE=[CPL|MHT|HTM|TXT|EXTRACT|BMP|PNG|JPEG] FOLDER=[フォルダ名] FILE=[ファイル名] |
引数
- TYPE=[CPL|MHT|HTM|TXT|EXTRACT|BMP|PNG|JPEG]
保存情報の種類を指定します。 以下のオプションを使用できます。- CPL
すべてのWebページ情報が保存されます。 ファイルと画像は別々のフォルダに保存されます。 - MHT
Webページと画像は1つのファイル(Webアーカイブ)に保存されます。 - HTM
Webページのソースは画像なしで保存されます。 ページにフレームがある場合、フレーム化されたHTMLページはすべて自動的に保存されます。 - TXT
Webページテキストのみが保存されます。 すべてのHTMLタグは省略されます。 - EXTRACT
変数「!EXTRACT」の値にCSV形式で保存されます。変数「!EXTRACT」の値は、 “SAVEAS TYPE = EXTRACT”を呼び出した後にリセットされます。 - BMP
Webページのスクリーンショットが保存されます。 - PNG
上記と同様に、Webページのスクリーンショットが保存されます。 - JPEG
上記と同様に、Webページのスクリーンショットが保存されます。
- CPL
- FOLDER=フォルダ名
ファイルが保存されるフォルダを指定します。「オプション」ダイアログの「パス」タブで指定された標準ダウンロードフォルダを指定するには「*」を使用します。デフォルトでは、「 C:\Users\admin\Documents\iMacros\Downloads」に保存されます。 スペースを含むパスには注意が必要です。以下のサンプルコードを参照してください。 - FILE=ファイル名
保存するファイル名を指定します。ファイルの拡張子が与えられていない場合、デフォルトのファイル拡張子が使用されます。「FILE=*」を使用すると、デフォルトのファイル名「extract.csv」となります。「+」を使用して、ファイルの拡張子の前のファイル名に任意の文字を追加することもできます。
注意点
- FirefoxではMHTは使用できません
- CPLとBMPはChromeでは使用できません
- スクリーンショットについて:iMacrosブラウザまたはFirefoxでスクリーンショットを撮ると、折りたたみの下の不可視部分を含むWebページ全体が保存されます。一方、Internet Explorerでスクリーンショットを撮ると、Webページの表示されている部分だけが保存されます。iMacrosブラウザとiMacros for IEは、FlashやSilverlightのような非HTMLコンテンツのスクリーンショットを取ることができます。
サンプルコード
以下のコードは、現在のWebページを「homepage_current.mht」というファイルに保存します。
1 |
SAVEAS TYPE=MHT FOLDER=* FILE=homepage_current |
以下のコードは、現在のページのスクリーンショットを元のファイル名に現在の日付を追記した名前で保存します。
1 |
SAVEAS TYPE=BMP FOLDER=C:\Screenshots FILE=+{{!NOW:ddmmyyyy}} |
以下は、抽出したテキストをデフォルトファイル(iMacrosの「Downloads」フォルダ内の「extract.csv」ファイル)に保存します。
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SAVEAS TYPE=EXTRACT FOLDER=* FILE=* |
スペースを含むフォルダ名を指定する場合は、値全体を二重引用符「”」で囲む必要があります。また、円マーク「\」を指定するには別の円マーク「\」でエスケープ(前に付ける)する必要があります。
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SAVEAS TYPE=EXTRACT FOLDER="C:\\My Macros\\Downloads FILE=*" |
スペースを指定する場合、スペースを<SP>タグで置き換えて書くこともできます。このようにすると、二重引用符「”」とエスケープ用の円マーク「\」を省略することができます。
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SAVEAS TYPE=EXTRACT FOLDER=C:\My<SP>Macros\Downloads FILE=* |
以下は、あるレポートから一部テキスト(例えば、タイトルなど)を抽出し、htmlページを保存するためのファイル名の一部として使用しています。
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TAG POS=1 TYPE=H1 ATTR=TXT:* EXTRACT=TXT SAVEAS TYPE=CPL FOLDER=d:\reports FILE=report_{{!EXTRACT}}.htm |
したがって、抽出されたテキストが「2011年1月のセールスレポート」の場合、そのページはreport_2011年1月のセールスレポート.htmとして保存されます。これはループ内で実行中に一度に多くのレポートを保存するマクロを作成する場合に非常に便利です。 この方法で、保存された各ページに分かりやすいファイル名を付けることができます。
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こんにちわ。
今年からiMacroをやろうと奮闘しています。
こんなコードを作成していますが、どうもSAVESの部分がエラーになってしまいます。
何が誤っているのでしょうか???
VERSION BUILD=1001 RECORDER=CR
URL GOTO=https://www.google.co.jp/
TAG POS=1 TYPE=INPUT:TEXT FORM=ID:tsf ATTR=ID:lst-ib CONTENT=◯◯◯◯
TAG POS=1 TYPE=INPUT:SUBMIT FORM=ID:tsf ATTR=NAME:btnK
SAVEAS TYPE=PNG FOLDER=C:\Users\*******\Downloads FILE=+{{!NOW:ddmmyyyy}}