フォルダのサイズ(容量)をリスト化してチェックする

どのフォルダが容量が大きいかをリスト化してチェックしよう

ここでは、数多のフォルダを対象にそのサイズを調べ、ファイルにリスト化して整理するパソコンの自動化を行っていきます。

「パソコンのフォルダと容量の関係を調べたいとき」「フォルダの構成をリスト化して整理したいとき」もしくは「パソコンの容量が限界に達しているから、いらないファイルを削除したい…でも、どこのフォルダが容量を圧迫しているのか調べたい」というときにも使えますよ。

特別なソフトのインストールは必要ありません。ファイルを一つ作るだけでフォルダ容量のリスト化プログラムが完成します。作るだけなら1分で十分でしょう。

 

こんな方に読んで欲しい
・パソコンのフォルダの容量をまとめたい人
・フォルダの構成をリスト化したい人
・どこのフォルダがパソコンの容量を圧迫しているのか調べたい人
・VBScriptのフォルダの扱い方を勉強したい人

 

【ここでは、こんな自動化ができる!を動画で説明】

 

1分で作るフォルダ容量リスト化プログラム

作業フォルダを決めましょう。私は以下の画像で示すフォルダで作業することにします。特にどこでも構いません。デスクトップ上でもオッケーです。

次に、ここにVBSファイルを作成します。VBSファイルとはVBScriptというコンピュータ言語でコードを記入されたファイルであり、拡張子は「.vbs」となっています。

「右クリック」から「新規作成」を選び「新しいテキスト ドキュメント.txt」を作成します。この名前を「フォルダ容量リスト化.vbs」としましょう。

では、このファイルを「右クリック」→「編集」で開き、以下のコードをコピー&ペーストしてください。

コピー後は保存して閉じてしまって結構です。

さて、これで準備は整いました。あとは、この「フォルダ容量リスト化.vbs」ファイルをフォルダ容量を調べたい場所に持っていき、実行するだけです。実行はダブルクリックで行います。

好きなフォルダの中へ置いて試してみてください。

実行後、「フォルダサイズ情報.txt」というファイルが作成されているはずです。これが、フォルダの容量情報リストです。以下は、私の「フォルダサイズ情報.txt」の中身です。

まず、一番上に現在のフォルダ名とその容量が記述してあります。そして、その下には「 -」という表記がありますが、これはフォルダが存在している深さを示しています。例えば、「 – -」と「 -」が二つある場合、「フォルダ容量リスト化.vbs」があるフォルダから数えて、2回フォルダ移動した場所にフォルダが存在しているということです。

そして、「 -」に続いて「フォルダ名:フォルダの容量(※キロバイト表示)」となっています。

このプログラムは「フォルダ容量リスト化.vbs」を置いたフォルダの中にあるすべてのフォルダをリスト化の対象とします。

 

他の記事では、コードの簡単な説明をしていますが、今回は少し高度です。本サイトは主にプログラミング初心者を対象に記事を書いていますが、初心者の方にいきなり上記のコードを説明しても有益ではないでしょう。なので今回のコード解説は割愛いたします。何かご質問ある方は「お問い合わせ」よりメッセージいただければ、個別に対応いたします。

おわりに

通常、私がパソコンの自動化を行う際、Winodwsコマンドプロンプトのバッチファイルを使用することが多いのですが、今回は「VBScript」というプログラム言語を使用しました。

コマンドプロンプトのバッチファイルでは実現するのが難しい自動化処理のときに、よく「VBScript」を使います。コマンドプロンプトよりも多少複雑でプログラミング経験のない人には、理解が困難かも知れませんが、コマンドプロンプトよりもはるかに色々な自動化が行えます。

例えば、マイクロソフトのエクセルやワードも自動で操作できてしまうのです。しかも、初めからWinodwsに搭載させているため、インストールも必要ありません(このことは、この記事でいきなりプログラムコードを書いて実行できたことが証拠です)。

初心者の方はコマンドプロンプトのバッチファイルから始めて、慣れてきたら次はVBScriptの学習をオススメします。自動化の幅がぐんと上がりますよ。

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