空の新規テキストファイルをショートカットキーで作成
UWSCを使えば、新規テキストファイルを一瞬で作れる
新しいテキストファイルを頻繁に作成する方、テキストファイルの新規作成の操作が面倒だと感じていませんか?
私は仕事柄、新しいテキストファイルを作るという作業が頻繁に発生するのですが、いちいちWindowsエクスプローラー上で、
と結構なステップを踏まなければいけません。
フォルダの新規作成には、「Ctrl+Shift+N」という便利なショートカットキー(ホットキー)が用意されているのですが、なぜかファイルの新規作成にはこのようなショートカットキーが用意されていません。
そこで、ここでは下の動画のようにファイルの新規作成をショートカットキーを使用して作れるようにしたいと思います。
・とにかく何の操作もキーボードを使っていきたい人
【ここでは、こんな自動化ができる!を動画で説明】
あなたのパソコンでも使えるようにしましょう
さっそく、あなたのパソコンでも使えるように環境を整えていきましょう。UWSCというソフトを使うので、まだUWSCが入っていない人は「UWSCのダウンロードとオススメの保存方法」を参照してインストールしましょう。インストールといってもファイルを一式ダウンロードするだけなので、すぐに終わります。
ここでは、ダウンロード解凍したUWSCフォルダ「uwsc5302」と、UWSCのプログラムファイルは以下の場所に入っているとして進めます。
【UWSCのプログラムファイルの保存場所】C:\Programs\uwsc\programs
保存場所が違っている場合は、自分のフォルダ構成に合わせて読み進めてください。
まずは、uwscのプログラムから作っていきます。「programs」フォルダの中に「新規ファイルの作成.uws」というファイルを作ります。このファイルに下のコードを書いてください。
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BTN(RIGHT, CLICK) //右クリック KBD(VK_UP, CLICK, 100) //上キー入力 KBD(VK_UP, CLICK, 100) //上キー入力 KBD(VK_RIGHT, CLICK, 100) //右キー入力 KBD(VK_UP, CLICK, 100) //上キー入力 KBD(VK_UP, CLICK, 100) //上キー入力 KBD(VK_ENTER, CLICK, 100) //エンターキー入力 |
書いたら保存して閉じます。このコードについては後から触れます。
次に、UWSCの実行ファイルが入っているフォルダ(私の場合は「uwsc5302」)へ移動し、実行ファイル「UWSC.exe」のショートカットを作成しましょう。その名前を「UWSC_新規ファイルの作成.exe」と変更します。
「UWSC_新規ファイルの作成.exe」のプロパティを開いて、
【作業フォルダ】[UWSCのプログラムファイルが置いてあるフォルダ]
【ショートカットキー】[新規ファイル作成を登録したいキー]
を入力します。今の場合であれば、以下のようになります。
【作業フォルダ】C:\Programs\uwsc\programs
【ショートカットキー】Ctrl + Alt + N
となります。ショートカットキーは、Windowsでデフォルトで割り当てられていないキーを登録するのがよいでしょう。ここでは、「Ctrl + Alt + N」としましたが、好みで変えていただいて結構です。
「適用」→「OK」を押してプロパティを閉じたら、このファイルを以下の場所に移動します。
Windowsエクスプローラーで移動する場合、「Start Menu」は「スタート メニュー」と見えているかもしれません。ここに移動させれば設定は完了です。一度パソコンを再起動、もしくは再ログインしてください。
使い方は、設定したショートカットキーを入力するだけです。ただし、Windowsエクスプローラー上にマウスがある状態で、行う必要があります。
UWSCプログラムコードについてみる
「新規ファイルの作成.uws」に書き込んだUWSCコード(下にもう一度示します)について、見ていきましょう。
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BTN(RIGHT, CLICK) //右クリック KBD(VK_UP, CLICK, 100) //上キー入力 KBD(VK_UP, CLICK, 100) //上キー入力 KBD(VK_RIGHT, CLICK, 100) //右キー入力 KBD(VK_UP, CLICK, 100) //上キー入力 KBD(VK_UP, CLICK, 100) //上キー入力 KBD(VK_ENTER, CLICK, 100) //エンターキー入力 |
UWSCは、キーボードやマウスの操作をコマンドで行うことができます。
1行目はマウスの右クリック、3,4行目は方向キーの上、5行目は方向キーの右、…と何となく分かると思います。最後はエンターキーの入力です。
これを、エクスプローラー上で行うと新規テキストファイルを作るときの操作となります。つまり、普段やっている操作をコマンドで自動化しただけということです。
おわりに
UWSCを使って、新規テキストファイルの作成を自動化する方法を紹介しましたが、新規テキストファイルの作成を楽にする方法はもっと他にもあるかもしれません。ここでは、UWSCを使えば普段私たちが行っている大抵の操作はコマンドを使って自動化できることを知ってほしかったのです。
普段行っている面倒なルーチン作業は、自動化することで作業スピードが上がり、なおかつミスの減少にもつながります。
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