やいたいことから学ぶべきパソコン自動化のスキルを選択しよう

あなたがやりたいことを実現するには、どんな自動化スキルを学ぶべきか

パソコン作業の自動化に興味があり、これから学んでみようと思っている人へ。あなたがやりたいと思っていることを実現するにはどんな自動化スキルが必要かを一緒に考えましょう。

パソコン作業の自動化と言っても様々な作業の種類が存在しますよね。細かく作業の種類について分けていくとキリがないですので、ここでは大きく以下の3つに分けてみました。

・ファイルやフォルダの操作を自動化したい
・様々なアプリケーションの自動化を行いたい
・ブラウザの操作を自動化してネット上でのサイト操作を自動化したい

この他にも、Windowsシステム管理を自動化したいなど他にも自動化の対象となるものがありますが、今回はこの3つについて学ぶべきプログラムやソフトを紹介したいと思います。

 

こんな方に読んで欲しい
・パソコン作業の自動化を学びたいと思っているが、自分のやりたいことを実現するには、どのようなことを学べばよいか分からない人

 

 

ファイルやフォルダの操作を自動化したい

・大量のファイルを一気に作成する
・ファイルの内容を確認して、特定の単語が含まれているファイルだけ集めてくる
・連番号のついた新規フォルダを一気に作成する

など自分のパソコン上のファイルやフォルダの操作を自動化したい人へオススメのプログラムは、

・Windowsコマンドプロンプトのバッチファイル
・VBScript
 

の二つです。

なぜこの二つを進めるかというと、Windowsに初めから入っておりインストールの必要がないからです。多くのプログラムは使用しようと思うと、ダウンロードから始めてインストールをしなければいけません。

プログラムのインストールは複雑な手順を踏まなければいけないものも多く、インストールに慣れていないとこの作業だけで数日を費やしてしまう場合もあります。最終的にインストールを断念するケースもあるかもしれません。

しかし、この二つはそんな心配は全くないのです。あなたがWindowsユーザーであれば、既にこれら2つのプログラムは使える状態にあります。

この中でも初学者にお勧めなのは、「Windowsコマンドプロンプトのバッチファイル」です。この理由は、簡単であるからです。

ファイルのコピーやフォルダの作成など単純な操作であれば、「Windowsコマンドプロンプトのバッチファイル」を使って簡単にプログラミングできてしまいます。簡単ですが、ファイルやフォルダの操作であれば大抵のことはできてしまうので、今の私にとっても非常に重宝しています。自動化プログラミングに初めて挑戦する方には強くお勧めできるプログラムです。

ただし、中級者以上になり複雑な操作を作成したいときには少し物足りなさを感じでしまうことも確かです。そんなときには、「VBScript」というプログラムを使用することを考えましょう。

これは、「Windowsコマンドプロンプトのバッチファイル」に比べるとプログラムが多少難しく感じると思いますが、できることの幅はグンと広がります。

ファイルやフォルダの操作は当然できますし、それに加えてエクセルやワード、パワーポイントの操作までも自動化ができてしまいます。「VBScript」まで使いこなせるようになれば、大抵のパソコン作業の自動化には苦労しないでしょう。

まとめ
・ファイルやフォルダ操作の自動化には「Windowsコマンドプロンプトのバッチファイル」と「VBScript」がオススメ
・初学者には「Windowsコマンドプロンプトのバッチファイル」から学ぶとよい
・「VBScript」はエクセルやワードなどまで自動化できるので、ここまでマスターすれば敵なし
 

参考記事は、

ボタン一つでバックアップからシャットダウンまで
連番を付けた複数ファイルを一瞬で作成する
2つのファイルの内容を比較して違いを抽出する

などです。

 

様々なアプリケーションの自動化を行いたい

仕事で会社独自のアプリケーションソフトを使用する頻度が多い人はアプリケーションのボタンクリックやフォームへの入力を自動化したいと考えるでしょう。

会社独自のアプリケーションのボタンクリックやフォームへの入力を自動化なんてできるの?と思われるかもしれません…これができるのです。

UWSC
 

 というソフトのプログラムを使えば、キーボードの入力やマウスのクリックを自動で行えてしまいます。アプリケーションは大抵、キーボードの入力やマウスのクリックを使って操作しますが、人間に行える操作は基本的にプログラムでも行うことが可能です。

例として、以下にアプリケーションを自動操作している動画を紹介します。

これは数独というゲームを自動で生成してくれるアプリケーションですが、このように自動で素早くボタン操作やフォームを入力することが可能です。人間が同じ操作を行うよりも圧倒的に早い速度で処理できていることが一目瞭然でしょう。

この「UWSC」というソフトを使用するには、「UWSC -トップページ-」からダウンロードする必要があります。無料で使用できるバージョンも用意されていますので、初めはそちらを試してみてください。

まとめ
・アプリケーションソフトでの操作を自動化するにはUWSCがオススメ
 

参考記事は、

UWSCでアプリケーションを自動で操作しよう
パスワードをワンボタンで瞬時に入力

です。

 

ブラウザの操作を自動化してネット上でのサイト操作を自動化したい

インターネットでサイト上の操作を自動化したい場合です。例えば、毎日変化する画像を定期的に自動でダウンロードしてくる作業や、アマゾンのホームページの検索欄に指定した単語を入力して並び替えを行う操作などです。

これは、

iMacros
 

というソフトを使いプログラミングすることで可能になります。これも初めはダウンロードが必要であり、自分が普段使っているインターネットブラウザ(インターネットエクスプローラーやfirefoxなど)にiMacrosをインストールしなければなりません。

詳しくは、「iMacros使い方入門講座:初めてのiMacros -iMacrosって何?-【第1回】」をご覧ください。

下の動画は、iMacrosを使ってアマゾン検索を自動化した動画です。

自動化するにはプログラムを書けるようになる必要がありますが、このiMacorsは自分が行った操作を自動でプログラム化してくれる記録機能がついています。これによって、すべてのプログラムについて理解ができていなくとも記録されたプログラムを編集して自分の行いたい操作を簡単に作ることができるようになるというメリットもこのiMacorsを勧める大きな要因です。

まとめ
・ブラウザの操作を自動化したいならiMacorsがオススメ
・自分で行った操作の自動記録機能があるため、簡単にプログラムを作成できる
 

参考記事は、

iMacros使い方入門講座

を参照してください。

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