!ENCRYPTION【iMacros変数一覧】
変数の概要
マクロで使用するパスワードを暗号化する方法を指定します。この変数はパスワードフィールドの値にのみ適用されます。パスワードフィールドは、アスタリスク(*)が使用されて文字が表示されるフィールドです(よくみるパスワード入力欄です)。この変数をマクロに設定すると、[オプション] – > [セキュリティ]タブの設定が上書きされます。
- 暗号化なし
パスワードは、マクロ内にプレーンテキストで格納されます。このオプションを有効にするには、「!ENCRYPTION」をNOに設定します。 - 暗号化されたWebサイトのパスワード
パスワードは、自分のコンピュータに保存されているマスターパスワードで暗号化されます。このオプションを有効にするには、「!ENCRYPTION」をSTOREDKEYに設定します。 - 暗号化されたウェブサイトのパスワードとマスターパスワードを尋ねる
マスターパスワードは保存されません。マクロを実行している間は、一時的にメモリに保持されます。このオプションを有効にするには、「!ENCRYPTION」をTMPKEYに設定します。
扱える値
概要で説明した「NO」「STOREDKEY」「TMPKEY」の三つの中のいづれか。
この変数に値を代入するには
- [×]内部
- [○]SET
”内部”とは、プログラム実行中にiMacrosプログラム自体が変数の値を設定することを意味します。また”SET”は、マクロ内で「SET」コマンドを使用してこの値を設定できることを意味します。
サンプルコード
パスワードを使用してロックを解除するには以下のようなコードになります。
1 |
SET !ENCRYPTION TMPKEY |
すべてのパスワードを手動で入力する場合は、次のように入力します。
1 |
SET !ENCRYPTION NO |
注意点
現在、パスワードの暗号化は「DirectScreen」または「IMAGECLICK」コマンドではサポートされていません。
関連変数とコマンド
- Password Tool – マクロ内でパスワードを変更する必要がある場合は、新しいパスワード文字列を作成することができます。 このツールを使用すると、パスワードを変更するだけでマクロを再記録する必要がなくなります。
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